ぼくは明日、昨日のきみとデートする(映画)のネタバレあらすじと感想!ラストは福寿愛美の視点

邦画

今回は、2016年に公開された映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』について、見ていきましょう。

七月隆文さんの同名小説が原作で、SF的な設定のラブストーリーということで話題になった一作です。

ロケ地が京都になったことでも注目を集めました。

キャストのほうも、主演が福士蒼汰さん、ヒロイン役が小松菜奈さんということですから、必見ですよ。

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映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のネタバレあらすじ

あらすじ

大学で美術を学んでいる南山高寿は、大学に向かう電車で福寿愛美という女性に惹かれます。

つい南山高寿は、福寿愛美を追いかけ、2人は会う約束をしましたが、なぜか、福寿愛美は泣いていたのです。

そして再会した南山高寿と福寿愛美は、すぐに交際することに。

ところが、あいかわらず、南山高寿の目の前で、よく泣いてしまう、福寿愛美。

そんななか、南山高寿は、福寿愛美には未来が分かるのではないかと思い始め、福寿愛美は、南山高寿に自身の秘密を語り始めるのでした。

信じられないことに、実は、南山高寿と福寿愛美は、生きている世界が違いました。

福寿愛美の時間は、南山高寿とは逆に、未来から過去へと流れていたのです。

福寿愛美は5歳の時に事故に遭って、35歳の南山高寿に救われたとのこと。

以後、2人は5年ごとに、30日間だけ出会っていき、福寿愛美は15歳の時に、30歳の南山高寿から、自分たちの関係を教えられたのでした。

このままいけば、福寿愛美はいなくなってしまうわけですから、南山高寿はショックを受けることに。

それ以降、南山高寿は、失うことになる福寿愛美との毎日をかみしめていきます。

やがて、福寿愛美から聞かされていた30日が過ぎ去って、南山高寿の目の前から、福寿愛美は姿を消してしまうのでした。

ネタバレ

出会いが別れ

まさかの、時間軸が真逆というパラレルワールドもののラブストーリーだった、映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』。

南山高寿と福寿愛美の時間が逆に流れているということは、2人がいっしょに生きられず、やがて別々になることを意味します。

南山高寿と初めて出会ったとき、福寿愛美にとってそれは彼と過ごす最後の時だったため、泣いていたというわけですね。

これはあまりにも切なすぎるというものでしょう。

30日間というタイムリミットが設けられているのも、そのことをますますいや増していくことになります。

南山高寿と福寿愛美の最後

それでは、映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で、南山高寿と福寿愛美の別れは、どのように訪れるのでしょう。

運命の出会いから30日後。

福寿愛美は、消える2分前、今がピークだと言いかけますが、南山高寿はそれを遮って、自分たちはすれ違っていないと言うのでした。

そして電車が通過すると、日付は変わっていて、福寿愛美はいなくなっていたのです。

もう少しドロドロした別れだったらいやでしたが、このように、実に絶妙な感じでした。
しかし、それがさらに哀愁を引き立てていますよね。

福寿愛美の視点でのラスト

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のラストは、主人公の南山高寿ではなく、福寿愛美の視点で描かれていきました。

15歳の福寿愛美は、25歳の南山高寿と会い、彼に憧れました。

そして20歳になって、また南山高寿と出会って、30日間を彼といつくしむのです。

そして最後、初めて南山高寿と出会う電車のシーンになって、福寿愛美は泣いてしまうのでした。

あらかじめすべてが分かっているが故の悲しみの描写が見事ですね。

とてもフィクションとは思えないようなリアルが、ここにはあります。

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感想

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は、ありがちな設定ながらも、けっしてチープではなく、実にたくみに構成された話でした。

まず、南山高寿と福寿愛美をめぐるさまざまな伏線が回収されていくのが、とても鮮やか。

加えて、どんどん最後の日が近づいてくる切迫感が、視聴者の共感を高めていきます。

さらに、案の定、南山高寿と福寿愛美は別れてしまいますが、その後の福寿愛美視点での描写が、これまたストーリーを際立たせていました。

これまでにないタイプのラブストーリーを楽しみたい視聴者の方にとっては、本作は不可欠な作品だといえるでしょう。

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