二重生活(映画)のあらすじとネタバレや感想!哲学的尾行は成功した?

邦画

小池真理子さんといえば、サスペンスやラブストーリーで定評がある作家として知られています。

そこで、そんな小池真理子さん原作の映画『二重生活』を、ピックアップしていきたいと思います。

本作も、ご多分に漏れず、サスペンスやラブストーリーの要素が多くなっているため、じゅうぶんに楽しむことができるでしょう。

しかし、その内容はふつうではなく、あまりにも異様なものになっていますので、注目ですよ。

それではさっそく、気になるあらすじをご覧ください。

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映画『二重生活』のネタバレあらすじ

あらすじ

白石珠は鈴木卓也と同棲していて、大学院で修士論文を書くため、篠原教授のもとを訪ねました。

すると篠原教授は、白石珠に向かって、哲学的尾行なるものをしてはどうかと提案することに。

当初、白石珠はためらいますが、近所に住む石坂史郎が、澤村しのぶと不倫していたと知ったことで、彼を尾行することにします。

白石珠は澤村しのぶに尾行を疑われますが、ピンチを乗り越えます。

が、その一方で、尾行にハマった白石珠は、鈴木卓也との関係が微妙になってしまうことに。

石坂史郎は、家庭で嫁とうまくいっていないようで、密会中に澤村しのぶとも口論になり、おまけに嫁に不倫がバレ、えらいことになってしまいました。

その後、石坂史郎の嫁は自殺未遂を起こし、世間を騒がせてしまいます。

白石珠はやがて、石坂史郎に尾行を気付かれてしまって、ことの顛末を説明せざるを得なくなりました。

自分をネタにした修士論文を書かないよう迫る石坂史郎と、これを拒否する白石珠。

白石珠と石坂史郎は、のりで関係を持ち掛けます。

が、寸前で未遂に終わり、石坂史郎に向かって、自身の生い立ちを語っていく、白石珠。

石坂史郎に修士論文を許可された白石珠でしたが、鈴木卓也に石坂史郎とのことを知られ、2人の関係は破たんしました。

その後、白石珠は尾行対象を篠原教授に変更。

篠原教授には、余命が短い母親がいて、母親が亡くなった後、篠原教授は自殺を図るのでした。

ネタバレ

哲学的尾行

映画『二重生活』で白石珠によって展開されていった、哲学的尾行。

篠原教授が白石珠に、修士論文を書くために提案したものでしたが、誠に興味深いものでした。

だれかをターゲットにして、まったく理由のない尾行をすることによって、その人間を考えるというものだったのです。

しかも、哲学的尾行にはルールがあって、尾行対象者と接触してはいけなかったのでした。

が、白石珠は、石坂史郎と接触してしまったため、篠原教授に尾行対象を代えたというわけです。

こんな話は聞いたことがありませんから、実に斬新だといえるでしょう。

白石珠の過去

映画『二重生活』の見どころとしては、終盤での、白石珠と石坂史郎のラブシーンが挙げられますね。

ことに及ぶ前に2人とも止めましたが、ここで白石珠が石坂史郎に語った過去は、とても意味深なものでした。

白石珠は、父親を亡くしていて、その友人に育てられたものの、彼に好意を持って、関係してしまったのです。

しかし、これを陳腐だと切って捨てる石坂史郎が印象的でした。

結局、石坂史郎は修士論文を書くのを許してくれたものの、白石珠は、鈴木卓也と破局してしまいますから、皮肉な展開ですよね。

篠原教授

主人公の白石珠に負けず劣らず、映画『二重生活』で注目すべき人物だったのが、篠原教授でした。

白石珠に哲学的尾行を指南したわけですが、自分がその対象になってしまったわけですからね。

おまけに、篠原教授は、実は、余命の短い母親のために、アカの他人の女性に、嫁の役を演じてもらっていました。

この女性に対して、篠原教授は好意を持っていて、また会えるか訪ねて、明確な返答が得られなかった後、自殺を図ったのです。

あまりの存在感ゆえに、本作において、篠原教授は裏の主人公とさえいえるかもしれません。

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感想

映画『二重生活』は、まさしく哲学的なテーマに迫っていった、異色のサスペンスでした。

結局、白石珠の哲学的尾行は成功したのか、それとも失敗したのかなど、鑑賞後に、考えさせられることは非常に多いといえますね。

このような作品はなかなかありませんし、鑑賞してみる価値は大きいですので、関心を持ったという方は、試してみてはいかがでしょうか?

きっと、映画『二重生活』は、あなたの期待を裏切らないのではないかと思いますよ。

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