ちはやふる上の句(映画)ネタバレあらすじと感想をわかりやすく解説!ラスト結末も

邦画

「ちはやふる 上の句」は末次由紀さんのコミックを実写化した三部作の一作目です。

原作は2008年から連載されている大人気作品で、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」などで知られる小泉徳宏監督による製作です。

主演は広瀬すずさん。

カルタに一直線すぎて残念な「無駄美人」と呼ばれていた千早を、全力投球でとてもチャーミングに演じています。

また、彼女を取り巻く素敵な仲間たち、太一を野村周平さん、新を新田真剣佑らが演じ、その関係性や淡い恋、激しいカルタのバトルを丹念に写した素敵な青春映画となっています。

この作品から百人一首=競技カルタがより知られるようになり、その競技人口が増加するという嬉しい現象もおこっています。

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映画『ちはやふる上の句』ネタバレあらすじ

綾瀬千早(広瀬すず)は瑞沢高校に進学し、競技かるた部を作ろうと奮闘していました。

彼女が競技かるたに初めて触れたのは小学6年生の頃。

福井から転校してきた綿谷新(新田真剣佑)に教えられたことがきっかけでした。

幼馴染の太一(野村周平)や、かつて対戦したことがある西田(矢本悠馬)をみつけ、日本の古典お宅の奏(上白石萌音)や学年一の秀才の駒野(森永悠希)らを引き込んで人数を揃え、まったくの素人を擁したチームから特訓に特訓を重ねて大会にエントリーするのです。

千早は、親の事情で短い東京生活を切り上げてあっという間に福井に戻ってしまった新と、いつかかるたで対決したい、そのために一人でかるたを続けてきたのです。

そして高校生になり、ようやくチャンスを掴んだ千早と仲間たちは東京都大会に臨むのでした。

かるたバカの無駄美人

千早は、姉の千歳が子供時代からモデルをやっていたほどで、その美貌とプロポーションの素晴らしさは周囲の羨望の的でしたが、本人の頭の中は6年生の頃から競技カルタのことばかり。

周囲からもズレまくっていましたが、まったく気にする様子もなく、地元のかるた会に通い、研鑽を積んできたのです。

そんな彼女が自分の本能の赴くままに探し当てた仲間たち___肉まんくん(西田)やかなちゃん(奏)、そして机くん(駒野)らは当惑し、ドン引きしていましたが、次第にそのちはやの熱意にほだされ、それぞれのかるたの道をみつけて邁進していくようになるのでした。

畳の上で、黒髪のポニーテールを揺らして戦う邪念のない真っ直ぐな千早の瞳を、広瀬すずさんが素敵に演じています。

太一の後悔とかるたへの思い

太一は千早と同時に新と出会い、競技カルタを知りました。

しかし、彼は千早と新が親しくなることが面白くなかったので、新の眼鏡を隠してしまった、という秘密を心に秘めていたのです。

後悔しても、取り戻せないその思い出から「ここぞ!」という時にツキに見放されているのだと思い込んでいた彼。

幼い頃から千早と太一を指導してきたかるた会の主催者である原田先生は、そんな彼を優しく諭しました。

「青春すべてを賭けたって、俺は新に勝てない」

秀才で運動神経も抜群、家は金持ちでイケメン、という非の打ちどころのない太一は、しかしたった一つ欲しているものこそが手に入らないのだと嘆いていたのです。

そんなとき、本人も競技カルタの現役選手である原田先生は「そういうことは、すべてを賭けてから言いなさい」と言い、太一の背中を押すのでした。

チームの絆を取り戻せ!

都大会に着物と袴で出場した瑞沢高校競技カルタ部は、一戦一戦を丁寧に勝ち上がっていきましたが、素人とはいえ古典の基礎知識に通じていたかなちゃんはそれなりの戦績を叩き出していました。

そんな中で一人苦しんでいたのは机くんです。

彼は勝てる見込みのないA級選手に捨て駒のように対戦させられたことに屈辱を感じ、「どうせ(競技かるた部を作るための)数合わせにされたんだ」と吐き捨てて決勝目前に会場を去ろうとしたのです。

千早も太一も、彼の気持ちに理解が及ばなかったことを悔いて、チームになりきれていなかったのだという事実を噛みしめていました。

その一件があって「瑞沢高校競技かるた部」は初めて、5人で団体戦を戦うのだということの意味を考え、本当の意味でのチームの絆を感じたのです。

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ラストの結末

千早たちは粘りに粘り、瑞沢高校競技かるた部は初出場でありながら、これまで何度も全国制覇を成し遂げてきた伝統ある強豪校・北央学園を苦戦の末に打破し、東京都大会の決勝を勝ち抜いて、夏に滋賀県の近江神宮で開かれる全国大会への出場権を得ました。

「これでようやく新に会える!」と喜ぶ千早に、太一は新の携帯電話の番号を伝えたのですが、久々に聞いた新の声は、力なく、そして思いがけないことを言いました。

「…俺はもう、かるたはやらん」
新は千早たちと離れている間に、とある事情によって、何よりも大切にしていたかるたを封印していたのです。

長年の夢を一つ叶え、次の目標に突き進もうとしていた千早は呆然とその言葉を聴いていたのでした。

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感想

原作が大好きでアニメ作品も見てきましたが。

まさかあのカルタバカで無駄美人のちはやを広瀬すずさんがこんなに素敵に”再現”してくれるとは!

そしてそのゆかいな仲間たちも原作そのままに、より一層魅力的に作り上げてくれるとは!

漫画の中で表現されている豊かな音や空気、そして何といってもスピード感が緩急取り混ぜて素敵に映像化されており、実写化に対する監督やキャストの皆様の意気込みが素晴らしく、何度見ても飽きません。

この作品で集まった野村周平さんら、若手俳優陣の凄さは、その後のご活躍ぶりを見れば明らかですが、この時期によくぞここまでの役者さんたちを集めてこの映画シリーズを作り上げて下さった!と感謝しています。

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