クラスで学級委員を決める投票が行われ、緑谷出久と八百万百が選ばれました。
しかしその後に起きたマスコミによるセキュリティー３突破事件で、飯田天哉のリーダーシップに感心した出久は学級委員を飯田に譲ります。
侵入者を排除するバリアーを無効にできる個性を持った敵がマスコミに加担したことを、警戒する雄英高校の関係者たち。
後日、あらゆる事故や災害を想定して設計された演習場、ウソの災害や事故ルーム・略してＵＳＪで課外授業を受ける出久たち。
講師は担任の相澤消太と１３号とオールマイト。
しかしオールマイトは体調を整えるため遅刻するようです。
そこへ死柄木弔率いる敵が奇襲をしかけてきます。
出久たち生徒の避難を１３号に任せ、一人で敵に立ち向かう担任の相澤。
多勢の敵を相手に、相沢はどう戦うのでしょうか・・・？
1期10話「未知との遭遇」のあらすじ
１３号に避難開始させつつ学校への連絡を指示する相澤。
電波系の個性の妨害も考え、上鳴電気にも連絡を指示しつつ臨戦態勢に入ります。
出久は相澤の個性であるイレイザーヘッドでは多勢の敵には不利と考えますが、実際の戦闘に入ると遠隔攻撃の射撃隊にはイレイザーヘッド、接近戦の異形型には肉弾戦と敵に合わせた戦い方で敵の連携を乱す相澤。
死柄木弔は相澤の能力の高さを嫌だなと警戒します。
敵の黒霧はワープゲートの個性で生徒たちをちりぢりに分散させて有利にことを運ぼうとしますが、出久と峰田実は水中での動きが得意な蛙吹梅雨と一緒に水難ゾーンエリアに飛ばされたため、梅雨の活躍で敵から逃れることができました。
他の生徒も頼もしく戦っており、土砂ゾーンでは轟焦凍が敵を凍らせ、倒壊ゾーンでは爆豪勝己が嬉々として暴れ、山岳ゾーンでは八百万百が様々な武器を作成し敵を倒しまくります。
水辺エリアに梅雨が飛ばれたことから敵は生徒の個性を把握していないと予想、自分と梅雨と峰田の個性をどう活かしたら勝てるか考える出久。
自分の個性が戦闘に不向きなことを自覚している峰田はビビりまくりますが、同じく恐怖で震えながらも敵にスマッシュを打つため突進していく出久を見て心を動かされた峰田はもぎもぎの玉を敵に投げつけます。
もぎもぎの玉の吸着効果で敵同士ががくっつき、出久のスマッシュ＋峰田の玉で見事、敵を一網打尽にできました！
1期10話「未知との遭遇」のネタバレ
峰田実
出久と同じ雄英高校ヒーロー科1年A組で、個性把握テストでは最下位の出久に続く下から２番目の成績だった峰田実。
メンタルも弱いし攻撃力も低いのによく試験受かったな・・・と思いますが、弱いなりに出久に負けじと根性を見せた姿が良かったです。
峰田は男子生徒ですが、声を演じるのは女性の広橋涼さん。
銀魂のそよ姫など可憐な役が多い声優さんなので、峰田のようなエロ大好きなキャラではじけた声を聴くのは新鮮でした。
轟や爆豪のような才能にあふれたエリートでないからこそ、伸びしろに期待できるキャラです。
黒霧
原作では死柄木と並ぶ敵幹部的存在の黒霧。
死柄木に服従しているように見えますが、感情の揺れの激しい死柄木を制する場面もあったり、なかなかの曲者です。
知性の高い慇懃無礼な態度の敵といえば、ラスト前に無能な敵上層部を裏切って自分がラスボスになるキャラが多いですが、黒霧はどうなのでしょうね。
死柄木を信頼している風には全く見えませんが。
使用方法によってはどこでもドア的なあらゆる人々に役立つ個性を持つ黒霧が、なぜ敵に堕ちたのかとか想像力がかきたてられますね。
相澤消太
多勢の敵に自分の個性は不利と知りつつも、生徒を守るため盾になろうとする姿がかっこ良かったです。
遠隔攻撃が得意な敵と接近戦が得意な敵とで攻防の仕方を変える器用さや強さに加え、決して不遜にならず避難指示や連絡の指示などの状況に応じた冷静な判断ができるなど、知略にも優れていて完全無欠ですね。
格好は小汚いですが、顔立ちも良くみれば整ってるし。
諏訪部順一さんの攻撃性を秘めた声と、冷酷なまでの冷静沈着な声を両方聞けて大満足です。
1期10話「未知との遭遇」の感想
梅雨ちゃんの舌を使った、スピーディーで縦横無尽な浮遊感が良かったです。
この辺はさすが動画のアニメですね。
峰田の良い感じのウザさも笑えました。
でも峰田の言う通り少し前まで中学生だったんですよね。
それが急に命の危機にさらされているのですから、梅雨ちゃんが落ち着きすぎなのかもしれません。
轟や爆豪と違い実力には乏しい出久と峰田だからこそ、せいいっぱいの勇気を振り絞って敵に攻撃した姿が感動的でした。
峰田もきっと良いヒーローになれると思います。
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