昔はともかく現在は全く無名の鳥野の日向翔陽と影山飛雄の速攻が、強豪の伊達工業を相手に一歩も引かずに攻防し、盛り上がる会場の観客。
月島蛍は翔陽が日の光なら、自分は月の光だと冷静に自己分析。
翔陽が後衛に下がっている間は、無難かつ着実に伊達の攻撃をブロックします。
最後は西谷夕のレシーブと、エースの東峰旭のスパイクで鳥野が伊達に勝利しました。
三回戦の相手は青葉城西高校か大岬高校の勝った方。
青葉城西の主将である及川徹は、伊達の敗退も鳥野の勝利も関係なく全国に行くのは俺たちだと不敵に微笑みます。
ハイキュー1期19話のネタバレあらすじ
青葉城西と大岬の試合を観戦する鳥野の面々。
顧問の武田一鉄とコーチの烏養繋心はセッターはオーケストラの指揮者のようなもので、指揮者が変われば音が変わると評します。
青葉城西は指揮者の及川のカリスマ性もあり、大岬相手に優位に試合を進めていました。
阿吽の呼吸でプレーする及川と岩泉一のコンビネーションを警戒する影山と菅原孝支。
圧倒的な実力を見せる青葉城西と早く戦いたいとはしゃぐ翔陽と西谷。
試合は青葉城西が大勝利し、試合後に受けたローカルニュースのインタビューでも及川は次に対戦する鳥野を良いチームだと余裕で褒めます。
及川とは中学時代の先輩と後輩関係にある影山は、及川との勝負を前にピリピリしていました。
影山の今のバレースタイルは全て及川から学んだもの。
敵対心と憧れを持つ相手にどう戦い、どう勝つのか考えが深まります。
一方、天才の牛島若利にいつも邪魔されてきた及川も、同じく天才肌の影山に負けたくありません。
鳥野と伊達の試合のビデオを殺気だった瞳で見つめていました。
翌日。
鳥野と青葉城西の試合が開始します。
しょっぱなからツーアタックという攻撃で鳥野を翻弄する及川。
しかし影山もツーアタックで返し、先輩vs後輩戦は殺伐と始まりました。
阿吽の呼吸
小学校から同じバレーボールクラブでプレーしている及川と岩泉。
この二人の阿吽の呼吸のプレーが動画で見られました。
黒尾と研磨など幼馴染コンビが多いハイキューですが、及川と岩泉は長年連れ添いすぎて倦怠期すら超えてしまった夫婦のようで、アニメを見ていて良い関係だなぁと思いました。
たぶん及川が自由にプレーできるのも、牛若や影山を前にメンタルを平静に保っていられるのも、岩泉という存在がいるからこそだと思います。
青葉城西戦ではしばらくこの二人が見られるのでうれしいです。
及川徹
大岬相手に大勝した青葉城西。
予想通り鳥野の三回戦の敵は青葉城西になりました。
ローカルニュースのインタビューには鳥野に良いチームと余裕の称賛を送る及川ですが、鳥野と伊達の試合のビデオを見る目つきは怖かったです！
狙撃手がターゲットを捕らえた時の目ですよ、あれ。
影山には負けたくないんでしょうね。
自分の目標は牛島だから、鳥野ごときでつまづきたくないのでしょう。
鳥野戦で及川がどうしかけてくるのか、おもしろそうですね。
先輩vs後輩
及川と影山、人望と才能。
それぞれが持っていない相手の長所への屈折した憧れを持つ関係です。
ツーアタックで攻撃したらツーアタックで返し、煽ったら煽り返す。
お互い真剣なのでしょうけど、とげとげしい攻撃性がきちんと先輩から後輩へ受け継がれていてちょっと笑えます。
ただし孤独な王様だった頃の影山と違い、今は日向という相方に恵まれてますから、たとえ及川といえど今回の試合は手こずるのではないのでしょうか？
いえ、手こずらせないとですね。
ハイキュー1期19話の感想
すっかりウザキャラとしての不動の地位を確立している及川。
嫌味なところも不敵な笑みも、美形キャラであることも女性ファンからの声援も全てがウザいです。笑。
声優の浪川大輔さんがもうこれ以上ないというくらいウザ演技をしてくれて心底ムカつきますが、そのウザさも並々ならぬ努力があってこそ確率しているキャラ。
そこが受けているのかジャンプの人気投票では必ず上位に入ってきます。
味方の青葉城西の面々にとっては頼もしいカリスマですが、鳥野にとっては恐ろしい敵。
そんな及川の嫌味な魅力をたっぷり味わえた19話でした。
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