いなくなれ群青(映画)ラストの結末は?ネタバレあらすじと感想も

邦画

今回は、2019年に公開された映画『いなくなれ、群青』を特集していきたいと思います。

原作は、河野裕さんの小説『階段島』シリーズの第1弾である、同名小説。

柳明菜監督作品で、キャストは、主演が横浜流星さん、ほか、飯豊まりえさんなどとなっています。

孤島を舞台にしたミステリーでありながら、ラブストーリーでもあるという、野心作で、多くのファンを獲得することになりました。

どのようなあらすじなのか、これから見てまいりましょう。

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映画『いなくなれ、群青』のネタバレあらすじ

七草はふつうの男子高校生でしたが、ある日、知らない島にいて、そこが階段島なるところだと知らされます。

階段島とは捨てられた者がやって来る島とのことですが、謎だらけのところでした。

ここから脱出するためには、自分がなくしたものを見つけないといけなくて、そうしないと、元の世界に帰ることはできないというのです。

七草は自分が階段島に来た経緯を覚えていませんでした。

そしてそれは、七草だけではなく、他の階段島の島民たちもいっしょだったのです。

なお、階段島には魔女と呼ばれる者がいるとのこと。

その後、七草は、階段島の学校に入り、寮で暮らすことになりました。

七草は、ある日、真辺由宇という女子高生と出会います。

が、そんな真辺由宇もやはり、自身の過去のことは覚えていませんでした。

階段島の魔女

真辺由宇も七草と同じ学校に入りますが、彼女は階段島にいることが気に食わず、帰りたいと願っていました。

そして、真辺由宇は、七草に向かって、ともに階段島から脱出することをもちかけます。

そんな2人の同級生の佐々岡という男子生徒は、豊川という女子生徒に好意を持っていくことに。

一方、七草と真辺由宇は、灯台で働いている時任という女性から、階段島から出たいなら、魔女に手紙を出してみてはどうかと言われました。

魔女に手紙が出せるポストは七草と真辺由宇の学校の裏にありましたが、そこに至るまでの階段が危険なため、時任は消極的でもあります。

やがて、七草は、同級生の堀という女子生徒から、真辺由宇は危ないと警告されることになったのでした。

落書き事件の発生

例の学校の裏にある階段で、魔女に関する謎の落書きが発見されます。

真辺由宇は、落書きをした犯人と魔女に関係性があると思って、犯人を追っていき、階段島からの脱出に意欲を見せていきました。

そんななか、七草は、階段島に来る前から面識があった真辺由宇との過去に想いをめぐらせていきます。

落書き事件がまたしても起こってしまい、あろうことか、今度は七草が犯人扱いされてしまうことになりました。

一方、真辺由宇は、怪談島から脱出しようと試みるものの、失敗してしまって、おまけに海で溺れかけてしまい、堀によって、なんとか救助されます。

もっとも、堀は、真辺由宇がいつも七草に迷惑をかけていると感じているのか、不機嫌な様子なのでした。

落書き事件の犯人

学校の音楽祭が開催されることとなり、豊川はヴァイオリンの故障で出場するのを辞めようとしましたが、故障には裏がありました。

豊川は昔、ヴァイオリンの故障で恥をかいてしまったことがあって、そのことへの後悔から、今回はわざとヴァイオリンを故障させていたのです。

結局、豊川はヴァイオリンを修理して演奏に臨み、なんとか過去の挫折を乗り越えました。

が、そんな豊川は失踪を遂げ、なくしたものを見つけたからだろうと考えられていきます。

落書き事件の犯人ですが、実は、七草自身だったのです。

しかも七草は、自分が何をなくしたのか、元から理解していました。

階段島とは、人間のネガティブなところが魔女によって人間化された島だったのです。

七草は階段島が嫌いではなかったものの、真辺由宇は元の世界に返さなければいけないと考えていました。

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ラストの結末

七草が落書きしたのは、真辺由宇の脱出のため、魔女にゆさぶりをかけることが狙いだったのです。

真辺由宇に階段島から脱出するよう求める、七草。

そして真辺由宇は、七草の元からいなくなったのでした。

その後、七草は、いなくなってしまった真辺由宇のことを考えながら、毎日を送っていました。

すると七草は、なんと、その真辺由宇と再会をはたすこととなります。

真辺由宇は元の世界に戻ったはずだったので、七草は信じられません。

が、真辺由宇は、あくまで七草を置いて、自分だけが元の世界に戻っても無意味だと考えていたのです。

真辺由宇は、七草は変わらなくてもいいと思っていて、すっかり共鳴し合った2人は、握手を交わすのでした。

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感想

映画『いなくなれ、群青』は、独特としか言いようがないストーリーでした。

これまで見たことがないような不思議なシチュエーションの作品ですし、余韻も独特のカタルシスを残しますね。

設定上はミステリーやラブストーリー、ファンタジーといったエンターテインメントの要素があるものの、その中身は純文学的とさえいえるかもしれません。

特定のジャンルに分類できないような映画を観てみたい方は、ぜひ本作をご覧になってみてはいかがでしょうか。

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