兄に愛されすぎて困ってます(映画)の結末は?ネタバレあらすじと感想も

片寄涼太

映画「兄に愛されすぎて困ってます」は、株式会社アオイプロと「兄こま」製作委員会によって製作されました。

2017年の6月12日にTOHOシネマズ津島で先行上映された後に、6月30日からは松竹の配給によって全国ロードショーされています。

日本の売れっ子ジュエリーデザイナーと韓国の小学校教師との国境を超えて心通わせていく「花影」や、柔道一直線の男子高校生の不器用な恋を描く「俺物語!!」など。

メガホンを取ったのは大人のラブストーリーから青春キラキラドラマまでを手掛けている、河合勇人監督です。

夜神里奈によって小学館から全11巻で刊行されている少女コミックを、土屋太鳳と片寄涼太の主演で実写化しました。

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映画『兄に愛されすぎて困ってます』のネタバレあらすじ

あらすじ

告白しては振られてを繰り返していた橘せとかが、唐突なモテ期に突入したのは17歳になった頃からです。

同じクラスの男子生徒から部活動の先輩、教育実習でやってきた先生に他校の上級生まで。

彼らからの熱心なアプローチは、せとかを異様なほど愛する兄のはるかによってことごとく妨害されてしまいます。

そんなはるかの前に現れたのは初恋の人として記憶に焼き付いていた芹川高嶺で、ルックスも医師としての将来性も申し分ありません。

夏祭りをきっかけに急接近したふたりでしたが、せとかは自らの出生にまつわる重大な秘密を高嶺から聞かされることになるのでした。

ネタバレ

突然のモテ期と目を光らせる兄

仁央河高等学校に通っている橘せとかは惚れっぽい性格でこれまでに12回も告白していますが、いずれも失敗に終わっているために異性とお付き合いをしたことがありません。

そんなせとかに突如としてモテ期が訪れたのは17歳の誕生日を迎えた頃からで、次から次へと熱烈な交際申し込みを受けるようになりました。

せとかのクラスメート・芹川国光、剣道部の鈴木先輩、教育実習生の矢高北斗、他校の上級生でせとかの親友・千雪の兄でもある美丘千秋。

せとかに言い寄る男たちをことごとく追っ払うのは、妹に対して並々ならぬ愛情を注いでいるはるかです。

幼稚園時代には「大きくなったらお兄ちゃんと結婚する!」と宣言していたせとかでしたが、この頃でははるかの過干渉を少し鬱陶しく感じています。

海の向こうから帰ってきた憧れの彼

せとかの初恋の人は国光の兄に当たる高嶺でしたが、例によってあっさりと振られていました。

医大に合格するほどの頭脳明晰、実家は地元でも有名な総合病院でゆくゆくは跡継ぎ、高級外車を乗り回すセレブリティ。

留学先から帰ってきた高嶺は久しぶりにせとかに再会して、以前には気が付かなかった彼女の魅力に惹かれていきます。

だらしなかった異性との関係もキッパリと清算して、せとか一筋に心を入れ換えるつもりです。

下校中のせとかを待ち伏せしてスポーツカーでデートに誘い出すような高嶺を、はるかはまるで信用していません。

ついには自宅にまで乗り込んできた高嶺を追い返そうとしましたが、彼はせとかが知らないある秘密を知っていました。

血の繋がらない兄と妹

せとかにはしばらくの間だけ席を外してもらって、はるかと高嶺はふたりっきりで向かい合いました。

高嶺が幼い頃に橘孝太郎とあずさのふたりが芹川家に引っ越しの挨拶にやって来て、息子の他に養子として女の子を育てていると打ち明けたことは今でも忘れていません。

はるかはつい最近になって妹と血の繋がりがないことを知りましたが、孝太郎とあずさにはせとかが高校を卒業するまでは内緒にしてほしいと口止めされていました。

「お前は妹に恋しているのか」と高嶺に責め立てられると、はるかは「妹ではなくてせとかに恋している」と切り返します。

せとかへの気持ちが募る一方なはるかでしたが、しばらくは自分の心の奥底に閉まっておくつもりです。

祭りのあとに決着

毎年夏休みになると近所の織姫神社で開催されているお祭りに遊びに行った帰りに、せとかは高嶺からキスをされました。

石畳の上から足を滑らせて大怪我をしそうになったせとかを、身体を張って受け止めてくれたのははるかです。

ふたりの間で揺れ動くせとかでしたが、兄と妹では恋人同士になることは許されるはずがありません。

せとかと高嶺は祭りの日をきっかけにしてお付き合いを始めるようになり、はるかはデートに出掛けるふたりに「おれの妹を泣かせるな」と声をかけて見送ります。

せっかく人気のレストランに招待して高級ステーキを御馳走したのに、せとかは兄の話ばかりしているために高嶺は面白くありません。

せとかとはるかには血縁関係がないことを、高嶺は思わずバラしてしまいました。

家族の絆と何度でもやり直せる青春

ショックからデート先のレストランを逃げるように飛び出したせとかは、はるかに激しい口調で詰め寄りました。

自分もつい最近になって偶然に知ったこと、実の子供であろうと養子であろうと変わりはないこと、これからも4人は家族であり続けること。

自らの出生の秘密をありのままに受け入れることが出来たせとかでしたが、同時にはるかのことをこれまで以上に男性として意識するようになります。

思い悩んでいて学校の授業も上の空なはるかに、心配して話しかけてくれたのはもうすぐ実習期間が終わりとなる矢高です。

「誰かを傷つけたとしても、そこからやり直せばいい」という矢高のアドバイスを胸に、せとかははるかと高嶺が待つ教会へと向かいます。

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ラストの結末

せとかの初恋の相手とは幼稚園の時に結婚すると宣言したはるかで、高嶺のことではありません。

せとかの胸の中が今でもはるかでいっぱいであることに気がついた高嶺は、ふたりを残して潔くその場を立ち去りました。

仕事で東北地方に行っていたあずさが帰ってきたために、橘家のテーブルには久々に家族全員がそろいます。

堂々と交際を宣言したはるかとせとかを前にして、父と母のリアクションはまるっきり正反対です。

孝太郎は「うちの娘は絶対に渡さん」とパニック気味、あずさは「絶対にうまくいく」といつものように呑気。

せとかはこれまでずっと兄に愛されすぎて困っていたので、これからはとことん兄を愛して困らせてやろうと決意をするのでした。

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感想

告白12回連続失敗という何とも残念なヒロイン・橘せとか役を演じている、土屋太鳳の女子高生姿がキュートでした。

せとかを守るためなら自転車に乗ってスクールバスを追いかけてしまうほどの、熱すぎるお兄ちゃん・はるか役に扮している片寄涼太も格好いいです。

有りがちな学園ロマンティックコメディーに終わることなく、血の繋がりにとらわれない家族の在り方についても考えさせられます。

クライマックス近くで登場する教会には、義理の兄と妹に恋愛が許されるのかという世間の厳しい眼差しが暗示されているようでした。

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